お墓参りをする
ゴールデンウィーク、人ごみが戻ってきたように思う。
急にお墓参りに行きたくなり、父母のご先祖さまのお墓に行ってきた。お恥ずかしながら、数年ぶりのお墓参り。いつも仕事にかまけて、出来ていなかった。
母がお経を唱える横で、手を合わせて祖父母のことを思いおこす。やさしい、やわらかい、あたたかい気持ちになった。最近の私のことをご報告して、日頃の感謝の気持ちをお伝えした。
久しぶりだったので、なんだかほっとした。
時がこんなにたってしまったこと、せわしなく日常を送っていたんだなとしみじみ思った。
コロナ禍だったからかもしれないが、私の日常はとにかく仕事の日々だったんだなと、時の経過の速さに気づかされた。
お墓に向かうまでに咲いている道端の草花や、空を見て今の季節を感じた。いつもの冷たい脇汗ではなく、お散歩しながらのさわやかな汗も気持ちよかった。
少し、まわりの景色をみて季節を感じるようにゆっくりしなさい、とご先祖さまに言われているようなとってもありがたい気持ちになった。
なんでもない時だけど、お墓参りができてよかった。